馬場の山桜2024｜花見の見頃と混雑状況やアクセスと駐車場情報

佐賀県武雄市の「馬場の山桜（ばばのやまざくら）」は、なだらかな小山の上にそびえる一本桜で、樹齢が120年と推定される武雄市指定の天然記念物です。

市内に存在する山桜の中では大きく、3月下旬から4月にかけて淡いピンクの蕾を付けたあと、白っぽい花を咲かせて訪れた人たちを魅了します。また、桜の季節には菜の花も一面に咲き誇ることで、桜の花の白色と調和した景観は秀逸です。

こちらの記事では馬場の山桜の花見の見頃と、混雑状況やアクセスと駐車場情報などについて紹介しております。

馬場の山桜2024の見頃や混雑状況

馬場の山桜は、農道が開通したことによって広く知られるようになった山桜で、真手野馬場地区の里山の上に立っています。

高さ約12メートル、枝張りは東西が約18メートルで南北は約13メートル、そして根周りが3.1ｍです。幹は根元から2本に分かれており、その幹周りは2.1ｍと約3.8ｍで市内の山桜の中で最も大きい山桜です。

馬場の山桜の見頃は例年3月下旬～4月上旬となっていますが、気象条件によって開花の時期が前後する場合があるので見頃の時期も変わります。

正確な見頃の時期や現在の開花状況などについては、事前に問い合わせ先までお尋ねの上でおでかけください。

馬場の山桜は、毎年多くの人がその姿を見に訪れる佐賀の桜の名所ですが、パワースポットとしても人気が上がっていて、しかも交通手段が車しかないので見頃の時期は混雑が予想されます。

美しい山桜を写真に撮りたい場合やゆっくりとお花見を楽しみたいという場合は、できれば混雑する時間帯は避けたいものです。ということで、平日と土曜祝日に分けて混雑状況をまとめてみました。

見頃の時期になると、平日でも桜の写真を撮りに来る人が途切れることがありません。

写真愛好家の方たちは昼間の明るい時間帯や、逆に薄暗くなりかけたころを狙って来ている傾向にあるようです。なので、混雑を避けるにはそういう人たちと一緒になることのない、午前中でも早い時間帯が良いかと思われます。

土日祝日は写真愛好家の方たちは少ないのですが、仕事が休みということもあり早い時間からお花見客が訪れるので混雑することが予想されます。

皆さん混雑は避けたいと思って来られるので午前中、それも早い時間帯に集中することが予想されます。当然日中も混雑が予想されるので、早朝の午前9時から遅くとも午前10時までには行きたいものです。

また、土日祝日は遠方から来ている人が多いので15時以降は少なくなるようです。そういう意味では休日は15時以降が狙い目かもしれませんね。

菜の花が楽しめる時期も例年3月下旬～4月上旬なので、特に気象異常がない限り菜の花との共演が楽しめます。

風に揺れる菜の花の黄色と、山桜の白色が織りなすコントラストの美しさは2024年も見られることでしょう。

住所：佐賀県武雄市武内町真手野21316
問い合わせ先：武雄市観光課(0954-23-9237) ／武内公民館(0954-27-2001）

馬場の山桜には専用駐車場はありませんし近くに駐車できるスペースもありません。

なので路肩に駐車することになりますが、一方向に停めるようにしなければ交通の妨げとなりますので、必ず設置してある看板の案内に従って路肩駐車をしましょう。

また、平坦に見えてもこう配があるので、車を停める際はサイドブレーキをしっかりと引いて駐車するか、車輪止めなどをするようにして下さいね。

・電車：JR武雄温泉駅からタクシーで約20分
・車：長崎自動車道武雄北方ICから約30分

現地までは公共交通機関がありませんので、自家用車やレンタカーでの訪問がおすすめです。

車で数分の「竹古場キルンの森公園」には梅の木があるので、馬場の山桜と合わせてご覧になるのがおすすめです。

現地やその周辺にはトイレがないため、「竹古場キルンの森公園」の「飛龍窯」の工房を利用します。

馬場の山桜の周辺にはイノシシ避けの電気柵が設置されています。昼間は通電されてはいませんが、電気の線に引っかかって転倒しないように注意してくださいね。

また、ピーク時には車列が1km近くなることもあるので、車を停めてから山桜まで少々歩く必要がありますし、現地は道が整備されておらずアップダウンもあるので動きやすい服装、履きなれた靴でお出かけするようにしてください。

この記事では、馬場の山桜の見頃や混雑状況などについてご紹介しました。

混雑を避けるには平日は早い時間帯に、土日祝日は早朝の午前9時から遅くとも午前10時まで、それとは逆に15時以降が狙い目かもしれません。

キレイに立ち並ぶソメイヨシノの桜並木も美しいですが、馬場の山桜のような一本桜を愛でるのもまたいいものです。どうぞ古木のパワーを感じてみてくださいね。