神奈川県相模原市にレトロな自動販売機がたくさん置いてあるスポットがあります。
レトロ自販機。そうです!ハンバーガーだったり、うどんだったり、カレーだったり。昭和の時代に育った人なら誰もが一度は利用したことがあり、誰もが知っている昭和の時代のあの自販機です!
今でいう道の駅とでも言うのでしょうか、昭和の時代は主要な道路の要所にこの自販機が並んだ停車場がありましたよね。夜な夜な車で繰りだしたドライブの途中で、友達と一緒に腹ごしらえをしていたことを思い出します。
この記事では昭和の時代が懐かしい、昭和レトロが味わえる初期の自動販売機の聖地の稼働時間と場所やアクセスを紹介しています。
稼働時間
レトロ自販機のコーナーは24時間営業です。
場所
2023年9月30日放送のテレビ朝日「週刊ニュースリーダー」でも、TOKIOの城島茂さんがそのレトロ自販機の聖地に訪れていました。
レトロ自販機の聖地の場所は「中古タイヤ市場 相模原店」の駐車場で、オーナーはこちらの社長さんの齋藤辰洋さんです。
アクセス
公共交通機関を利用して行くにはやや不便な立地です。できれば車を利用した方がいいと思いますが、それ以外でしたらバスの利用がおすすめです。
昭和レトロの自販機とは
今からさかのぼること60年以上も前の昭和30年代。高度経済成長期に入った日本は、高速道路の建設や鉄道の整備が行き届くとともに夜間に活動する人が続々と増えていきます。
当時はコンビニもない時代ですから、夜間に動いてお腹が空いても当然食べるものがない、そんなときに生まれたのがハンバーガーなどの食べ物を売る自動販売機でした。
自動販売機は幹線道路沿いや娯楽施設などに置かれ、昭和の時代の多くの人のお腹を満たしてくれていたんですよね。昭和レトロの自販機は、昭和の時代を生きた私たちにとっては忘れることができないスポットだったのです。
「相模原 レトロ自販機の聖地」とは
「相模原 レトロ自販機の聖地」とは「中古タイヤ市場 相模原店」の駐車場内にある自販機のコーナーですが、驚くのはその自販機のすべてが懐かしい昭和の名残りがするものばかりで、その数も半端じゃなく集めに集めて112台にもなるというからまさにレトロ自販機の聖地です。
「中古タイヤ市場 相模原店」は、その社名の通り中古のタイヤを販売する会社ですが、昭和レトロの自販機がこのまま無くなってしまうのが忍びないという社長が、スクラップ同然の自販機を収集したそうです。
自販機の知識はまったくないという齋藤社長ですが、故障しても既に製造されていないということもありメーカーは対応してくれず、メンテナンスはすべて自己流で試行錯誤しながらすべて自分で行っているそうです。
まさに情熱だけで動いていると言っても過言じゃないですねw
まとめ
レトロ自販機情熱を傾ける齋藤社長は、昭和レトロを再現するためにパッケージの箱やハンバーガーなども、業者に特注して昭和のイメージにしているそうです。
「週刊ニュースリーダー」では、番組最後にはアグー豚のハンバーグ弁当が出来上がり、自販機も出来上がって販売実験も成功したので近々デビューすることとなることでしょう。
当時初めて利用した時に、自販機から温かいものが出てきたことにとてもワクワクしたことを思い出します。あの興奮をもう一度味わってみたいものですね♪