こちらの記事では2024年と2025年の「世田谷ボロ市」の開催日程・場所・開始時間と代官餅を販売している場所や露店の情報などを紹介しています。
「世田谷ボロ市」が開催される12月と1月の都合4日間とも、例年午前9時から午後6時までの間は東急世田谷線世田谷駅南側にある、「世田谷代官屋敷」を中心とする通称ボロ市通りおよび世田谷1丁目の近辺は交通規制が敷かれますので、自家用車で来場される場合はご注意ください。
開催日程
「世田谷ボロ市」の開催日程は毎年12月15日・16日、翌年1月15日・16日の4日間と決まっていて、2024年は12月15日(日)・16日(月)、2025年は1月15日(水)・16日(木)となっており、今回は日曜日が1日だけあるようです。
開始時間は例年両日ともに9:00からで、終了時間が18:00となっています。世田谷区のホームページでは当初時間未定となっていましたが、現在はっきり「開催時間 午前9時~午後8時」と記載されています。
2024年12月15日・16日、2025年1月15日・16日については、午前9時~午後8時の開催となっているようです。
【開催日】
2024年12月15日(日)午前9時~午後8時
2024年12月16日(月)午前9時~午後8時
2025年 1月15日(水)午前9時~午後8時
2025年 1月16日(木)午前9時~午後8時
➡世田谷区公式サイト
開催場所
東京都世田谷区世田谷1丁目「ボロ市通り」とその周辺
【問い合わせ】
世田谷総合支所地域振興課 地域振興・防災
東京都 世田谷区 世田谷4-21-27
☎ 03-5432-2831
FAX 03-5432-3032
代官餅
世田谷ボロ市の名物の一つがこの代官餅です。その場で蒸してついたつきたてのお餅に、その場であんこやきなこをトッピングしてパックに詰めてくれるもので、例年この代官餅を求めて長蛇の列ができるので、1時間~2時間待ちは覚悟しなければいけないかも!
あんこ・きなこ・からみ(大根おろしなどで和えたもの)がトッピングされた三種類のつきたてのお餅がパックに入って販売されます。お店の前には机もあり、お茶のサービスもあるのでその場で食べることもできます。
代官餅を販売している場所は、「世田谷信用金庫」と「ローソン 世田谷一丁目店」の間にある通りで、横断幕や案内する係の方がいるのですぐ分かりますが、大変な人気なので代官餅だけが目当てなら比較的空いている午前中に行くのがおすすめです♪
露店・屋台
世田谷ボロ市はもはや全国的に有名なイベントといってもよく、1日に約20万人の~30万の人が訪れる一大イベントとなっており、参加する露店の取り扱う種類も多種にわたります。
世田谷ボロ市では、他の骨董市と同様にレトロな着物や古いカメラなどをはじめ、手作りアクセサリーや植木等のほか、全国から持ち寄った物産を売っているブースや、郷土料理の屋台や、焼きそば、たこ焼きなど、お祀りにはつきものの屋台が沢山出店するのでたっぷり楽しめます。
露店によって開店する時間と閉店の時間が異なりますので、掘り出し物を目当ての人は早めに、またその土地の雰囲気を感じたい人は遅い時間に行くのも良いでしょう。
世田谷ボロ市の歴史
世田谷ボロ市は445年前から続く蚤の市で、東京都の指定無形民俗文化財にも登録されており、いまや東京都の冬の風物詩ともいえる伝統行事となっています。
その歴史は戦国時代まで遡り、当時世田谷城の城下町として栄えていたこの地を治めていた小田原城主の北条氏政が、1578年に市場税を全て免除して自由に商品を販売できる、いわゆる「楽市」を開いたのが始まりとされます。
その後豊臣秀吉により世田谷城が廃止されたことで楽市はなくなりますが、代わりに年の暮れに「歳の市」が開催されるようになり農具やボロが売られるようになりましたが、現在のようにボロ市と呼ばれるようになったのは第二次世界大戦後とも明治の中ごろとも言われています。
ボロ市の名の由来は、農家が農閑期にボロ布を編み込んだ草鞋を売って副収入にしていたことや、農家の作業着を繕うために手に入れたものがボロ布だったことが名前の由来とされています。
アクセス
【電車】東急世田谷線「世田谷駅」・「上町駅」から徒歩3分
【バス】東急バス・小田急バス「世田谷駅前」・「上町停留所」から徒歩1分
交通規制
例年、午前9時から午後6時までの間、東急世田谷線世田谷駅南側の「世田谷代官屋敷」を中心とする、通称ボロ市通りおよび世田谷1丁目の近辺は交通規制が敷かれています。
今回は、開催時間が午前9時から午後8時までとなっているので、交通規制についても午後8時まで規制が続く可能性があるので注意が必要です。(※下図に転載した昨年の東急バスの迂回運行の告知PDFをご参考ください)
駐車場
世田谷ボロ市の専用駐車場はないので、近くのコインパーキングを利用することになりますが、どこも収容台数に限りがあるので思うように駐車できないことが予想されます。
東急世田谷線では世田谷ボロ市に合わせ、当日は本数を増やして臨時ダイヤで運行されるので、なるべく公共交通機関を利用するようにしましょう。
ご家族の事情などでどうしても車で行きたいという場合は、ボロ市通りおよび世田谷1丁目の近辺は交通規制が敷かれますので、世田谷駅より北側のコインパーキングを利用するといいでしょう。
まとめ
「世田谷ボロ市」の開催日程は毎年12月15日・16日、翌年1月15日・16日の4日間と決まっています。2024年の12月は日曜日と月曜日で、2025年の1月は水曜日と木曜日となっているようです。
ボロ市通りおよび世田谷1丁目の近辺は交通規制が敷かれますので公共交通機関を利用されるのをおすすめします。
どうぞ「世田谷ボロ市」で楽しいひと時をお過ごしください。