箱根駅伝2025 注目選手|戦力分析から予想した区間賞と優勝校

スポンサーリンク

[AD]本ページにはプロモーションが含まれています

スポーツ

こちらの記事では、サイトの管理人がこれまでの記録データをもとに戦力分析し、また各大学や選手の新しい情報などを日々チェックしながら限りなくフレッシュな情報を加筆し、「箱根駅伝2025」の注目選手や区間賞予想と優勝校予想を紹介しています。

これまでのように漠然と選手の走りを見守るのではなく、事前に選手個々のデータや大学の能力などに注目しながら見るだけで、記念大会となる「第101回東京箱根間往復大学駅伝競走 2025」が、これまでよりきっと100倍は楽しめると思います!

スポンサーリンク

箱根駅伝の楽しみ方

お正月の風物詩と言えば箱根駅伝。箱根駅伝の魅力といえば、母校の襷を繋ぐために懸命に走る選手たちが繰り広げる、様々なドラマと感動を私たちに与えてくれることです。

母校が出場する方は当然母校を応援されるでしょうが、箱根を走ることを目標に日々練習してきた選手たちの熱い走りを見ていると、特に応援する贔屓の大学がなくったって楽しめるのでじつに不思議なものです。

でも、どうせ箱根駅伝を見るなら漠然と見るよりも、事前に優勝を争う有力校を戦力分析し、区間賞や区間新記録が狙える注目選手などを押さえておいて、その選手の走りを見守るともっと箱根駅伝を楽しむことができます。

箱根駅伝2025 注目選手を徹底解説

第100回という節目となった2024年の「第100回東京箱根間往復大学駅伝競走」は、青山学院大学が2日の往路優勝、3日の復路優勝も飾り完全優勝での二年ぶりの総合優勝に輝きました。

全日本大学駅伝で圧倒的な強さを見せつけた駒澤大学。箱根も独走状態かと思われたが青山学院大学の気迫あふれる走りにペースを乱された感がありましたね。

さて、2025年の箱根駅伝はどうなるのでしょうか。青山学院大学が連覇することができるのでしょうかか、それとも駒澤大学が雪辱を果たすのか、或いは中央大学・國學院大學・創価大学のどこが阻止するのか目が離せない熱い走りが期待できそうです!


区間賞が予想される注目選手

やはり毎年気になるのは区間賞ですね。誰が区間賞を取るのか予想を立てて見る方がやはりレースが面白くなりますよね。

ここでは各校の区間賞候補の選手をご紹介しております。注目選手がエントリーしている区間では、彼らの走りに注目していただければまた面白いかと思います。(※10000mのPB(パーソナルベスト)と管理人の判断を基準にしておりますので、強い選手でも名前があがっていない場合があります。※選手名にブルーの網掛は12月29日に区間エントリーされた選手です)

青山学院大学

若林 宏樹(4)(PB28.25.71):全日本1区8位
太田 蒼生(4)(PB28.20.63):箱根4区2位ー全日本7区5位M対抗戦5位
田中 悠登(4)(PB28.35.60):箱根8区5位ー全日本8区3位
黒田 朝日(3)(PB28.15.82):出雲2区1位ー全日本2区2位M対抗戦3位
荒巻 朋煕(3)(PB28.37.51):全日本6区3位

駒澤大学

篠原倖太朗(4)(PB27.38.66):箱根3区2位ー出雲1区1位全日本3区2位
伊藤 蒼唯(3)(PB28.28.15):箱根6区1位ー出雲4区3位ー全日本5区2位
佐藤 圭汰(3)(PB27.28.50):出雲2区1位ー全日本2区1位(区間新)
山川 拓馬(3)(PB30.27.22):箱根5区4位ー出雲3区3位ー全日本8区1位

國學院大學

平林 清澄(4)(PB27.55.15):箱根2区7位ー出雲6区4位ー全日本7区1位
山本 歩夢(4)(PB28.16.92):箱根3区5位ー出雲4区6位ー全日本2区11位
青木 瑠郁(3)(PB28.32.90):箱根1区13位ー出雲2区8位ー全日本5区3位
上原 琉翔(3)(PB28.36.44):箱根7区6位ー出雲1区3位ー全日本3区3位
高山 豪起(3)(PB28.43.51):箱根8区13位ー出雲5区4位ー全日本4区4位上尾ハーフマラソン5位

中央大学

阿部 陽樹(4)(PB28.26.58):箱根5区3位ー出雲4区5位ー全日本8区4位M対抗戦6位
吉居 駿恭(3)(PB28.06.27):箱根4区5位ー出雲3区11位ー全日本1区3位
溜池 一太(3)(PB28.26.77):箱根1区4位ー出雲5区3位ー全日本4区3位

城西大学

ヴィクター・キムタイ(3)(PB27.41.04):箱根3区11位ー出雲3区1位全日本3区1位
斎藤 将也(3)(PB27.59.68):全日本4区1位

創価大学

吉田 響(4)(PB28.59.50):出雲5区1位全日本5区1位(区間新)
石丸 惇那(3)(PB28.38.16):箱根10区15位ー出雲1区5位ー全日本3区13位
スティーブン・ムチーニ(2)(PB28.05.98):全日本7区4位
織橋 巧(2)(PB29.01.48):全日本1区4位

東洋大学

小林 亮太(4)(PB28.36.42):箱根3区9位ー全日本2区16位ー出雲3区8位ー

大東文化大学

ピーター・ワンジル(4)(PB28.25.20):箱根2区20位ー全日本6区2位上尾ハーフマラソン4位

東海大学

梶谷 優斗(4)(PB28.27.77):箱根1区19位ー箱根予選会231位ー
花岡 寿哉(3)(PB28.15.65):箱根3区6位ー箱根予選会58位ー全日本7区7位

早稲田大学

石塚 陽士(4)(PB27.58.53):箱根2区10位ー出雲3区7位ー全日本3区7位
間瀬田純平(3)(PB29.13.46):箱根1区14位ー出雲5区5位ー全日本1区2位
山口 智規(3)(PB29.35.47):出雲2区3位ー全日本2区4位上尾ハーフマラソン2位
工藤 慎作(2)(PB28.31.87):出雲4区10位ー全日本4区13位

順天堂大学

浅井 晧貴(4)(PB28.30.11):箱根2区7位ー出雲6区4位ー全日本8区6位
海老澤憲伸(4)(PB28.36.69):出雲4区6位ー
吉岡 大翔(2)(PB28.46.96):出雲1区11位ー全日本3区14位

東京農業大学

前田 和磨(2)(PB28.03.51):箱根予選会9位ー全日本2区3位

国士舘大学

ピーター・カマウ(4)(PB28.19.48):箱根2区9位ー箱根予選会6位ー全日本2区14位

法政大学

宮岡 幸大(3)(PB28.57.69):箱根7区8位ー上尾ハーフマラソン6位

明治大学

森下 翔太(3)(PB28.24.84):箱根3区4位ー箱根予選会106位ー全日本選考会4組14位

立教大学

日本体育大学

山崎 丞(3)(PB28.23.69):箱根1区9位ー箱根予選会80位ー

山梨学院大学

ジェームス・ムトゥク(3)(PB27.50.54):箱根予選会3位ー全日本選考会4組2位
ビリアン・キピエゴ(2)(PB27.51.65):上尾シティハーフマラソン1位

日本大学

シャドラック・キップケメイ(2)(PB28.13.10):箱根予選会1位全日本選考会4組29位

神奈川大学

中央学院大学

吉田 礼志(4)(PB27.58.60):箱根予選会11位ー全日本選考会4組失格

駿河台大

スティーブン・レマイヤン(2)(PB27.56.49):箱根予選会10位ー
ムサンガ・ゴッドフリー(3)(PB28.28.36):全日本選考会4組6位

前回大会の実績を持つ選手

2024年の箱根駅伝を走った実績を持つ選手たちです。成果を出した選手もいれば、思ったように走ることができなかった選手もいます。

今回こそはと意気込んでいる選手には絶好のリベンジのチャンスですが、特に4年生はこれが最後のレースになるので彼らの走りにぜひ注目してください。

【駒沢大学】:・篠原倖太朗4・山川拓馬3・伊藤蒼唯3
【中央大学】:・阿部陽樹4・溜池一太3・吉居駿恭3
【青山学院大学】:・太田蒼生4・田中悠登4
【國學院大學】:・佐藤快成4・平林清澄4・山本歩夢4・青木瑠郁3・上原琉翔3・高山豪起3
【順天堂大学】:・浅井皓貴4・村尾雄己3
【早稲田大学】:・石塚陽士4・伊藤大志4・伊福陽太4・菅野雄太4・間瀬田純平3
【法政大学】:・武田和馬4・宮岡幸大4
【創価大学】:・吉田響4・野沢悠真3・石丸惇那3
【城西大学】:・林晃耀4・平林樹4・斎藤将也3・キムタイ3・鈴木健真3・大沼良太郎3・桜井優我3
【東洋大学】:・石田洸介4・小林亮太4・梅崎蓮4・西村真周3
【大東文化大】:・大谷章紘4・ワンジル4・入濱輝大3
【明治大学】:・尾崎健斗4・森下翔太3・堀颯介3・吉川響3
【帝京大学】:・小林大晟4・山中博生4・柴戸遼太3
【日本体育大学】:・分須尊紀4・山崎丞3
【立教大学】:・山本羅生4・林虎大朗4・安藤圭佑4・馬場賢人3・相沢拓摩3・国安広人3
【国士舘大学】:・中島弘太4・西田大智4・鈴木伸弥4・カマウ4・川勝悠雅3
【東海大学】:越陽汰4・花岡寿哉3
【山梨学院大学】:・新本駿4・高田尚暉4・村上大樹4

新エース候補の注目選手

注目の新エース候補の筆頭は駒澤大学3年生の佐藤圭汰選手でしょうか。5000mで13分22秒91と学生屈指のスピードを誇る高速ランナーで、昨年の全日本大学駅伝でも2区を激走し区間1位で区間新記録をマークしました。箱根でもどんな走りを見せてくれるのか注目したいランナーの一人です。

中央大学3年生の吉居駿恭選手も候補の一人でしょう。5000mでは学生歴代10位の13分22秒01を記録しており、10000mでも28分06秒27のPBを持つ高速ランナーで、昨年の全日本でも1区を3位と好走しました。

あとは出雲駅伝では2区1位、全日本の2区では2位で区間新をマークし、昨年の11月22日開催された「MARCH対抗戦」でパーソナルベストを更新した青山学院大学の黒田朝日選手だ。

原晋監督は「トラックの持ちタイム以上にロードで強い。青学大の新・駅伝男です」と、黒田選手が今回の箱根のキーマンと考えているようだ。同じく全日本の4区で区間賞を獲得した斎藤将也選手にも新エース候補としての走りを期待したいものです。

また、中学時代に世代トップクラスと言われた立教大学の服部凱杏選手にも注目したい。近年伸び悩んでいたものの、昨年の沖縄合宿から絶好調といい、「1区で爆発力ある走りを見せたい」と意気込んでいるそうなので、ぜひ1区で走る姿を見てみたいものだ。

昨年の全日本7区で区間賞の國學院大學の平林清澄選手、そして昨年の春に春東海大から創価大に編入するという大きな決断をし、全日本5区で区間新をマークして結果を出した吉田響選手もエース候補と言ってもいいのではないでしょうか。

ルーキーの注目選手

選手の力はもちろんですが、その時のコンディションによってもエントリーされるメンバーは変わります。選手たちは箱根に照準を合わせてコンディションが最高になるように調整しますが、最後は監督の戦略もありますので選手たちは静かにその時を待ちます。

ここで紹介するのは、1年生ながら箱根駅伝でも活躍が期待できるルーキーランナーたちです。当日に区間エントリーされていたら、彼らの走りにもぜひ注目して見ていただきたい!

勝敗のカギを握る注目選手

駒澤大学

青山学院大学

中央大学

東京農業大学

順天堂大学

早稲田大

創価大学

日本大学

立教大学

エントリーについて

チームエントリーと区間エントリー

箱根駅伝のチームエントリーとは、あらかじめ出場する選手を登録しておかなければならないというひとつのルールで、出場校が登録できる選手数は16人までとなっています。

今回はチームエントリー(正競技者10名・補欠競技者6名以内)が12月11日で、例年よりも1日遅くなりましたが区間エントリーは例年通り12月29日です

往路・復路とも、当日のメンバー変更はレース開始1時間10分前(6時50分)まで受け付けられますが、交替は6名まで可能で1日最大4名までとなっています。他の大学の戦略を探るためにあえて主力を補欠に回しておき、レース当日の朝にメンバー変更をするというチームもあります

しかし、正競技者同士の区間変更は認められませんので、監督は選手の体調をしっかり把握しておかなければなりません。

「箱根駅伝 2025」のチームエントリーを確認する ➡

往路で起用される選手はどんなタイプ?

往路の選手はスピード能力が高く、集団に絡んで競ってもしっかりと走れる選手が起用されます。また、勝負を左右する1区、2区、5区があるので監督の信頼が厚い選手が多く揃っています。

襷をもらったときに前に選手がいると、駅伝のセオリーではまずは前に追いつかないといけませんし、さらにもっと先に行っている選手がいる場合は、そこが勝負どころの区間だとあと先考えずに突っ込んでいかないといけないので相当の実力が必要です。そういう意味では、往路に強い選手が集まる傾向はあります

復路で器用される選手はどんなタイプ?

逆に復路は、一斉スタートは別にしてほぼ前後に選手がいないことが多いので、単独で走ることを気にせずにイーブンペースで走れる選手が起用されます。

ひとりで淡々と20キロを走りきるみたいなイメージで、しっかりタイムを刻みながら自分のペースで走ることができる選手が理想的です

往路5区の“山の神”は?

過去に、順天堂大学の今井正人選手や東洋大学の柏原竜二選手、青山学院大学の神野大地選手らが滅法山登りに強いいわゆる“山の神”として降臨し、5区での善し悪しがレースに大きな影響を与えると考えてきましたが、はたして今回もそういう傾向はあるのでしょうか。

中央学院大学の川崎勇二監督は、“もう山が勝負の時代ではない”と分析しています。

その理由としては厚底シューズを挙げ、「厚底効果は山で顕著で、勝負のポイントは平地に戻ってます」と言われており、続けて「“山の神”と言っても、彼らは強豪校の2区も走るエースです。いまの5区は、ウチの選手でも十分勝負できている。山で差はつかなくなった」と断言しています。

ひょっとすると、昔のように再び2区、3区のエース区間に焦点が当たり、かつての順大と駒大対決のように復路勝負に戻るかもしれません。

そういった意味では、今回は5区の山登りの記録にも注目して見てみるのもいいかもしれませんね。

優勝校を予想する

全日本大学駅伝から箱根駅伝まではおよそ2か月しかないので、体力の戻り具合やコンディション調整など、全日本大学駅伝で好成績を残した選手がそのままエントリーできるかどうかは分かりません。

そして全日本大学駅伝は8区間106.8㎞ですが、箱根駅伝は10区間で217.1㎞と走る距離は倍になることで、1区間あたりの距離が長くなり選手に求められる能力も微妙に変わってきます

さらに言えば往路の5区には箱根の山があるので、実力が一歩抜けている駒澤大学が必ずしも優勝に近いとは言えないと思います。

データだけで優勝校を予想するなら駒澤大学でしょうが、駅伝は何があるか分かりません。だから面白いのかもしれませんがw

優勝は青山学院大学か⁉

とはいえ、今の青山学院大学の選手層を見ると穴はないように思えます。優勝候補の一番手はやはり青山学院大学ではないでしょうか。

対抗は駒澤大学か⁉

注目したい大学

青山学院大学

中央大学

國學院大学

創価大学

東洋大学

明治大学

城西大学

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました。

最後に、この記事は個々のデータと管理人の主観によるものであり、記事の中には納得がいかないというようなことがあったかも知れませんが、あくまでもレースを楽しむためのものですのでどうぞご容赦ください。

箱根を走りたいという熱い思いで一年間頑張って来た選手たちが、母校の襷を繋ぐために走る箱根駅伝が面白くないわけがありません。2025年の箱根駅伝もきっと、私たちを感動させてくれるレースが繰り広げられるでしょう。

さて、あなたの予想はいかがでしたか?

タイトルとURLをコピーしました