2021年の御船山楽園紅葉まつりは11月18日(木)の参戦となりました。
昨年と比べると、見頃はちょっと過ぎてしまったのかなって感じでしたが、紅葉に囲まれる感覚はさすがで今年もたいへん満足できました。
そんなダイナミックな紅葉ですが、よくよく調べてみると明治以降に桜や大量のツツジが植えられて今の姿になったとのこと。
そもそも御船山楽園は、佐賀藩武雄領主の鍋島茂義公が別邸に造らせた「萩の尾園」が前身の池泉回遊式庭園なんだそうです。
でも、そのおかげで私たちは春には桜やツツジに藤、夏は新緑、秋には紅葉、そして冬は椿と、四季を通じていろんな花や風景を愛でることができるのですね。
総面積は15万坪だとありますが、その数字を聞いても実際あまりピンとはきません。でも、庭園の中を隅々まで見て歩くとその広さをひしひしと体で感じますw
御船山楽園 営業時間
御船山楽園の営業時間は、昼と夜に2分割されています。
夜はもちろん紅葉のライトアップが見どころなので、そのライトアップに合わせて来る方も非常に多いようです。
昼 | 8:00 – 17:30 |
夜 | 17:30 – 22:00 |
御船山楽園 入園料
御船山楽園の入園料も2通りの設定です。
昼だけの鑑賞、また夜だけの鑑賞と、昼から夜まで通して鑑賞したい方向けのプランが設定されています。
朝から夜までいらっしゃる猛者(笑)はいらっしゃらないとは思いますが、太陽の光に輝く紅葉と夜のライトアップされた紅葉の両方を楽しむため、夕方前から来られる方もいらっしゃるようです。
昼または夜 | 大人(中学生以上)600円、小学生300円 |
昼夜共通 | 大人(中学生以上)900円、小学生400円 |
※竹林亭・御船山楽園ホテルにご宿泊のお客様は入園無料 |
御船山楽園 所要時間
今年(2021年)は平日の午前10時ごろに行きましたので、人はそれほど多くありませんでした。
おかげさまで自分たちのペースで歩きながら紅葉を愛でることができましたが、気が付くとやっぱり1時間30分ほど経っていましたw
御船山楽園を周遊するための所要時間の目安としては、若い人で約1時間ぐらいでご年配の方は1時間30分~2時間というところでしょうか。
御船山楽園 紅葉狩り
順路は左回り(反時計回り)となっています。
入園チケットを購入して園内に入ると、右手にもぎりの方がいらっしゃいますので園内マップをもらい、いよいよ紅葉狩りのスタートです!!
順路に従い、紅葉を愛でながらどんどん左回りに進んで行きましょう。
やがて左手に池が見えてきます。
この池こそが、池泉回遊式庭園と呼ばれる所以です。
池の水がちょっと濁った感じがします。ところがライトアップの時には、この池の水が鏡の役割をしてくれて幻想的な芸術作品となるんですね。
さて、紅葉のトンネルを抜けてさらに進んで行きましょう。
池を後にして最初の大きなカーブが振り向き坂です。
ここで進んできた道をいちど振り返ってみましょう。
目線の高さにすばらしい紅葉が広がってますよ♪
御船山の断崖絶壁の麓につつじが群生しています。
御船山楽園には約20万本の久留米つつじが植えられているそうで、春に開催される「花まつり」の主役を務めます。
こんな感じですw
後ろを振り返ると、売店があります。
なにやら甘~い香りが漂ってきますw
ちょうどいい塩梅の木があったので、御船山をバックに紅葉を撮影してみました。
紅葉に透けて青空が見えるのが最高にキレイでしたが、写真じゃ分かりづらく残念ですw
ここから右手に進んでいくと樹齢170年の「大モミジ」があります。
どうやら、この場所は「黄金山」と呼ばれているようですね。
そして大きな銀杏の木も迎えてくれました。
さらに巨岩も鎮座しています。
はたして、御船山楽園にはどれだけ大きなものがあるんでしょうかw
下の画像を矢印の方向に行くと「五百羅漢」へと向かいます。
ずっと下る感じになりますので、「五百羅漢」過ぎてそのまま行ってしまうと園の外に出ちゃいますw
ですから「五百羅漢」まで行ったら必ず戻ってこなければいけませんよ。
けっこう勾配が急で、道幅も狭いので高齢者や足が不自由な方はおやめになった方が無難かと…。
そうそう、樹齢200年とも言われるつつじの古木も忘れちゃいけませんねw
「萩野尾御茶屋」まで来るとほぼ庭園を一周してきたことになります。
池の写真で見える対岸の建物がこれです。(写真は通り過ぎてから振り返って撮影したものです)
粉茶と串団子のセット、夜は粉茶と善財のセットが販売されています。
甘いものがお好きな方はぜひどうぞ!!
アラフィフ親父は甘いものが苦手なので、今回はスルーしちゃいましたw
そしていよいよ最後になりました。
立派な藤棚です!!
この藤棚も春の「花まつり」を賑やかに彩ってくれるのでしょうね♪
はい、どうもお疲れさまでした。
園の外には名物の「梅ケ枝餅」や嬉野茶などが販売されています。
また下の写真の左手にはお土産屋さんもありますので、旅の記念やご近所さんのお土産にご利用されてはいかがでしょうか♪
まとめ
御船山楽園の営業時間は、昼の部があり夜の部がありと期間中は長時間営業されていることになります。
夜の部は当然紅葉のライトアップがお目当てで来られる方が多いでしょう。
夜のライトアップはとても幻想的で、まるで異空間にいるような錯覚さえ覚えます。
一度は夜まで辛抱してみる価値はあると思いますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。