霧島九面太鼓|由来と歴史・開催場所・開催日・開催時間や駐車場を紹介

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イベント

毎年元日の朝に霧島神宮に奉納される霧島九面太鼓。太鼓やホラで天孫降臨の神話を再現した霧島九面太鼓を聞いて、新年の誓いを立てる参拝者も近年は多いと聞きます。

こちらの記事では、霧島九面太鼓の由来と歴史・開催場所・開催日・開催時間や駐車場についてご紹介しております。

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霧島九面太鼓とは

鹿児島の中部、桜島を正面に望む霧島は「天孫降臨の地」と言われています。

霧島九面太鼓は、霧島神宮の宝物として保存されている九つの面と、伝え継がれている“天孫降臨”の神話を再現する郷土芸能太鼓で、九つの神々の面をつけて天孫降臨の神話を再現したもので、平成24年4月1日には、霧島市指定無形文化財となりました。

九面を被った神々が、白や薄紫の衣装を身に纏って高天原から降りて来る様子を、太鼓やホラを使った演奏で表現します。幻想的な雰囲気の中、天にも届けとばかりに打ち鳴らされる太鼓が見る人を魅了します。

霧島九面太鼓の由来・歴史

昭和47年(1972年)、霧島温泉商工会青年部のメンバーが「霧島温泉にも郷土芸能を作ろう」ということで考案したもので、霧島神宮の宝物である九つの面を使って天孫降臨の神話に因んだものということで産まれました。

宝物の九面は今から300年ほど前、祈願のために霧島神宮に奉納された九つの面で、主に伎楽面(ぎがくめん)と猿田彦面(さるたひこめん)で、当時石工として有名だった海老原源左衛門という人が奉納したと言われています。

九つの面を拝すれば工面(九面)がよくなるとのことで拝観に訪れる人が多く、また、工面がよくなるということから商工業を生業とする人々に信仰されており、屋号や商品などにも使われています。

霧島九面太鼓の開催場所・開催日・開催時間

開催場所霧島神宮
所在地鹿児島県霧島市霧島田口2608-5                     
開催日毎年1月1日
開催時間・午前0時~
・午前2時~
問い合わせ先霧島神宮 0995-57-0001
霧島神宮ホームページhttp://www.kirishimajingu.or.jp/

駐車場

収容台数 500台                                     
料  金無料

霧島九面太鼓の見どころ

霧島九面太鼓の基本所作は、その昔天照大御神(あまてらすおおみかみ)の命により、霧島神宮の御祭神の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を道開きの神の猿田毘古(さるたひこ)が道標の火を焚いて迎え、霧島山高千穂峰に天降られた光景を表したものです。

元日の午前0時と午前2時に霧島神宮社務所前で奉納され、天孫降臨の故事にちなんだ所作と力強い太鼓のリズムとともに、訪れた参拝者は新年の誓いを新たにします。

近くの宿泊所

どちらも霧島神宮まで徒歩7分の好立地の宿です。

霧島九面太鼓のまとめ

霧島九面太鼓は0時からと2時からの2回披露されますが、やはり新しい年になったすぐの0時の方が参拝客が多いようです。

霧島神宮は、鹿児島県の北部にある緑に囲まれた厳かな神社ですが、初詣で30万人以上が訪れる人気の神社です。初詣の参拝客も多いので例年この時間は駐車場が非常に混むようです。少し早めに到着するように行かれたほうがいいようです。

新年の元旦に披露される霧島九面太鼓の元旦奉納ですが、南国の鹿児島県と言えど深夜の極寒の中で見ることになるので、どうぞ寒さ対策だけは万端にしていかれてくださいね。

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