猫 ダイエット

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ペット

猫 肥満

最近よく聞くようになった、メタボリック・シンドローム…

人間社会だけのできごとだとばかり思っていましたが、いまや肥満は先進国の猫や犬にも共通する健康上の問題となっているようです。

肥満というのは、一般的に体脂肪率が増加した状態のことをいい、理想体重よりも15%以上重い状態になると肥満という位置付けになるそうです。

肥満そのものが病気であるかどうかというのは、識者によっても様々で意見が分かれるところなのですが、そのまま放置していると心臓や肝臓などの内臓疾患をはじめ、糖尿病や関節炎に皮膚病といった様々な病気を引き起こす原因となるので大変深刻な問題なのです。

さて、言葉を話せない犬や猫はたとえ具合が悪かったとしても、飼い主に自分の症状を伝えることなどできないしもちろん食べる餌だって選べません。

「こんなゴハン、嫌なんだけどなァ…」と考えていたとしても、ペットたちは食べざるを得ないのです。

そうなると、やはりオーナーである私や、妻がペットの健康状態や栄養状態をこまめにチェックしてやる責任と義務があるわけなんですね。

ペットを飼っている方とお話しすると、”ペットは家族”と言う言葉を聞きます。時には「順番でいけば夫(妻)よりも上かな?」という声さえもw

私もペットを飼ってますのでこの気持ちって分からなくもないですw

でもご存知ですか?こういった方々がとくに、知らず知らずのうちにペットを肥満へといざなっているという事実を。

そう、愛情を注ぎすぎるが故に誰もが陥ってしまう食事の与えすぎが、大切なペットを肥満にしてしまっているのです。

大事な家族にうんと長生きしてもらうためには、適切な食事量を心がけることが大切なようです。

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肥満が引き起こす弊害

現在、肥りすぎのワンちゃんやネコちゃんが増えている傾向にあるのですが、最近の調査によると動物病院に来院するワンちゃんやネコちゃんの約3割が肥満傾向にあるということです。

そして、仮にいま現在が肥満にはあたらなくても、その少しの体重オーバーがしだいに肥満へと移行し、やがて多くの病気の原因となる可能性を含んでいるのです。

肥満になると、気づかないうちに、糖尿病をはじめとする生活習慣病、心臓血管系の疾患(高血圧等)、腫瘍(癌等)骨格系の疾患(関節痛等)、のリスクを背負ってしまうことになるんですよね。

肥満した動物の心臓というのは、その大きくなった体に十分な血液を供給するためには、余分な負担を強いられることになるわけです。毎日休みなく働き続けている心臓が無理をすればするだけ心臓の老化は加速し、心臓病になりやすくなるというのは必然とも言えますよね。

さらに、肥満した動物は、体を動かすたびにその体重を支え続けなければならないため足腰の老化は非常に早く、肘や膝の変形性関節症に罹ってしまうことが多くなります。

これはかなり痛みをともなうので、ペットたちにとってはとてもつらい病気になります。

そして、肥満の動物は糖尿病になる確率が高いといわれています。これは脂肪代謝に関わっている膵臓に、肥満によって負担がかかりすぎるためであろうと考えられていますが、動物の糖尿病も人間同様、生死にかかわることが多く注意が必要なんです。

皮膚病になりやすい、椎間板ヘルニアを起こしやすい、呼吸器の疾患に罹りやすい、頑固な便秘になりやすい、脂肪肝や肝硬変になりやすいといった弊害を引き起こすのでとても怖いですね。

私も、今のネコちゃんが来る前に16年間飼ってたネコちゃんを亡くしましたが、寿命を全うしたとはいえ愛するペットとの別れは悲しいものです。

その日はやがてやってくるのは仕方がないものの、飼い主のエゴでペットの命を縮めるようなことだけはしたくありませんよね。

できるだけ長生きしてもらいたいと思うのならば、節度ある飼い方を心がけるようにしたいものです。

ペット ダイエット

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「どうしよう、可愛いペットが肥ってしまった。」

肥満は万病の元、健康のためには、ここは迷わずダイエットを選択すべきです。

しかし、ダイエットは予防と違い、オーナーにもペットにもさらに辛いガマンが必要となってきます。ペットのダイエットを始めようと計画を立てたら、まず家族全員で相談するようにしましょう。

どうしてかと言うと、家族の中に一人でも反対する人がいたり、あまり乗り気じゃない人がいると、ダイエットは失敗してしまうからです。

その理由は、せっかく数人が真剣にダイエットに取り組んでいても、その一人が、ダイエット中のペットの懸命なおねだりに、「少しならいいか」と、つい与えてしまうからなのです。

それをそのまま放置していると、心臓や肝臓などの内臓疾患をはじめ、糖尿病、関節炎や皮膚病といった様々な病気を引き起こす原因となるので大変深刻な問題なのです。

ペットのダイエットには、家族全員の気持ちの一致が不可欠です。家族全員がダイエットの必要性を正しく理解して取り組むことが重要なんですね。

そうなると、やはりオーナーであるあなたや、あなたのご家族がペットの健康状態や栄養状態をこまめにチェックしてやる責任と義務があるんです。

食事の工夫と食事の量の制限

軽度の体重オーバーの場合は、食事の内容はそのまでのままで、量を減らすようにします。ただ、いっぺんに標準の量まで減らすのではなく、ペットがストレスを感じないように徐々に減らしてやったほうがいいようです。

ダイエットするには、食事量の制限に手をつけることが手っ取り早いのですが、その前にペットが食べ過ぎることのないように工夫することも必要なんですね。

ワンちゃんは基本的に、口に入れたら丸飲みしてしまうものなので、多くても少なくても満足度は変わりません。ですから、食器にあればあるだけ食べちゃいます。

ドカ喰いをする癖のあるワンちゃんの場合には、ドッグフードを小分けにして、逆に回数を増やしてやるのも効果的なんだそうですよ。

犬の腸の長さというのは、人間のおよそ3分の1くらいしかないとのことです。だから食事してから排泄するまでの時間もおのずと短くなり、しかも最近のドックフードというのはとても消化がいいのでおよそ6時間程で排泄されるそうです。

そのためドカ喰いの習慣がついたワンちゃんは、過食ぎみになってしまって脂肪がつきやすくなってしまうのです。ですから、こういった場合は食事回数を増やしたほうが逆に肥りにくい…という理屈なんでしょうかw

最近はドカ喰いを防止するためのゆっくり食べられる食器も販売しています。必要であれば、こういうものを利用するのもいいかもしれませんね。

ネコちゃんの場合は、手が入るくらいの器にドライフードを入れ、そこからかき出すようにして食べさせるようにするのも効果的なんだそうです。

また、ドライフードを一粒ずつ投げて、遊びのように探させながら食べさせるのも一つの方法だということでしたが、いまやこれは我が家の猫の最も大好きな遊びになってますw

ダイエットフード(低カロリーフード)を利用する

食事量の制限だけで問題が解消できるのは軽度の肥満までということです。それ以上の肥満は、効果が得られる程度に食事量制限をしようとすると、量が少なくなりすぎて、必要な栄養素まで制限されてしまいますし、なによりペット自身が、ひどい空腹感を強いることになっちゃうんですよね。

そういう場合は、カロリー制限がなされたダイエットフードを利用したほうがいいとされています。

でも、一口にダイエットフードと言ってもいろいろな商品があり、カロリー制限の度合いもさまざまです。ダイエットフードを使用する場合は一度動物病院に相談して、動物栄養学に基づいたカロリー計算による正しい減量計画を指導してもらうのが賢明です。

しかし、食生活というのは習慣性が強いものですから、ペットによってはいきなり全てが低カロリーフードとなると受け付けない場合もでてきます。

そんな時には、いままで食べていたフードと低カロリーフードの割合を、徐々に変えていくようにするのがいいようです。

運動によるダイエット

蓄積した体脂肪を取るためには、体を動かすことがもちろん一番いいのですが、ここで知っておいていただきたいのは、ペットたちは言葉が話せないということです。仮に足腰や関節に異常があったとしても、彼らにはそれを私たちに訴える手段がないのです。

とくに肥満のペットは、すでに関節などに負担がかかっているものです。安易に激しい運動は避けなければなりません。動物病院で診断を受け、相談しながら適切な運動を行なうようにするのが大事です。

ワンちゃんのボール遊びや、ネコちゃんのネコじゃらしなど、遊びの中であまり負担がかからないように動かすことはとってもいいことだと思います。

ワンちゃんにはタフ ルーピーマン、ネコちゃんにはじゃれ猫 にゃんこ玉やお馴染みのキャットタワーなどもおもしろそうですね。

まとめ

健康を維持するために行うのがダイエットです。

そのダイエットを行って、逆に健康を害するようなことになっては本末転倒です。

ダイエットを行う前には、やっぱり獣医師の診断を受けて相談しながら行なうようにしたほうがベターです。

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