ペットが亡くなったらどんな言葉をかけたらいいのか迷ったら

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ペット

友人や会社の同僚から「ずっと飼っていたペットが亡くなった」という知らせを受けたとき、私たちはどんな言葉を相手にかけたら良いのでしょうか。

ペットを亡くした経験がある人はその人の気持ちが分かりますが、ペットを飼ったことがない人にとってはなかなかその言葉が見つからないと思います。

この記事では、ペットが亡くなった時にかけるお悔やみの言葉や、飼い主への接し方についてお伝えします。

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ペットが亡くなったらどんな言葉をかけたらいいのか

今から10年ほど前、私はペットのネコ(オス)を16歳で亡くしました。

私の娘のベッドの上で、彼女が眠っている間に生まれた彼はまるで野ネズミみたいな大きさだった…。

あっという間に我が家のアイドルとなった彼でしたが、彼との楽しい思い出が増えていくにつれ、やがて訪れるであろう別れの時を嫌でも頭の一部で感じるようになりました。

そしてとうとうその別れの時はやって来ました。

これまでに感じたことのない喪失感に私の心は押しつぶされそうになりましたが、親友や同僚からのかけられた言葉で随分救われたものでした。

人に話すことで悼んだ心が軽くなり、聞いてくれた方がその悲しみを共有してくれることでまた心が癒されたのです。

では、具体的にはどのような言葉をかければいいのでしょうか。

それは飼い主に寄り添う気持ちのこもった言葉よりほかにはありません。

ペットを亡くした飼い主への接し方

ペットが亡くなったことを誰かに伝え、慰めの言葉をもらうことで安らぎを得たい人もいれば、逆にそっとしておいて欲しいという人もいらっしゃいます。

直接訃報を聞いたのではなく、人づてに聞いたのであればなおのこと、言葉をかけるだけではなく今その人が何を望んでいるのかを考えてあげるのがいちばんでしょう。

ペットを亡くした飼い主の気持ちになって考えてやる

ペットを飼っている人は、よく「ペットは家族だ」と言います。ペットを飼ったことがない方でも、その言葉は聞かれたことがあるのではないでしょうか。

でも、たいへん失礼な言い方かもしれませんが、一度もペットを飼育したことがないという人には、その気持ちはとうてい理解できないと私は思います。

ペットを一度も飼われたことがない方は、どうぞご自分のご家族が亡くなったことを想像してみてください。ペットの飼い主さんの気持ちは、今あなたが想像されたとおりの気持ちです。

私は今から9年前に愛猫を亡くしました。ですから、私は長年愛してきたペットを亡くす悲しみは十分すぎるほどわかっています。

私の息子も娘も、自分たちの下の弟妹というような感じで接してきました。そう、まさに彼も家族だったのです。

16歳で亡くなりましたから、しっかりと寿命を全うしてくれたと思っています。

次第に弱っていったので、ある程度覚悟もできてはいたもののやはり亡くなった時は本当に悲しく、それから数か月は思い出すだけで人目をはばからずに涙を流したものです。

このように、手のかかる小さなころから飼ったり、長年生活を共にしてきたペットというのは、ともすれば飼い主さんにとっては親兄弟や子供以上の存在であることも考えられます。

そんなペットと別れることは本当につらいことです。そんなときだからこそ、相手を気遣ってそんな気持ちに寄り添う言葉をかけてあげることができたらいいでしょうね。

飼い主に寄り添う気持ちが必要

ペットといえども、飼っている人たちにとっては大切な家族です。

その大切なペットを亡くした悲しみを思うと、なかなかかける言葉も見つからないのが本当ですが、直接あなたに知らせてくれたということは、あなたにも悲しみを共有してもらいたいのかもしれません。

こういうときはいろいろ慰めの言葉をかけるよりも、黙って話を聞いてあげたり、ただ横にいてあげる方がいいのかもしれません。そして一緒に涙するのも相手に寄り添う一つの伝え方かもしれませんね。

いちばん大切なことは相手に寄り添う姿勢です。
相手のことを大切に思っているということが伝わればいいでしょう。

そんなときは、ぜひ、そういう気持ちに寄り添った温かな言葉をかけてあげましょう。

ただ、自分では慰めているつもりでも、言葉の選び方や言い方で相手を傷つけてしまう可能性があるので注意が必要です。

ましてやこれまでにペットを飼ったことがない人は、相手の気持ちが分からずにマナー違反の言葉をかけてしまうことがあるかもしれません。
そういうことがないよう、事前にお悔やみの言葉を準備しておきましょう。

知人のペットが亡くなったときにかける言葉はどんな言葉がいい?

知人のペットが亡くなった場合、実際にどのような言葉をかけてあげればいいのでしょうか。
それはその知人の方との関係性や、ペットが亡くなった状況によってかける言葉は異なってきます。

ここでは、飼い主の方との関係性や亡くなり方に分けてかける言葉をご紹介します。

天寿を全うして亡くなったと思われる場合

天寿を全うしてペットが亡くなった場合、飼い主さんの悲しみというものはとても大きいものであると推察できます。

寿命が来る日まで看取ったわけですから、飼い主さんとペットが一緒に過ごしてきた時間もきっと長いことでしょう。ペットと一緒に過ごした時間が長ければ長いほど、亡くなった時の悲しみもまた大きいものです。

そのような状況では以下のような言葉をかけてあげるのはどうでしょうか。

「そうですか、○○才まで長生きしてくれたんですね。きっと大切に育ててきたんですね」

「やさしいご家族と一緒に沢山の思い出を作れて、きっと○○ちゃんも嬉しかったでしょうね」

「○○ちゃんは△△さんの家族になって幸せだったと、きっと思ってるはずですよ」

病気で亡くなったと思われる場合

病気やその病状によっては、飼い主さんもある程度の覚悟はできていたかもしれません。
でも、長い間看病や介護をしてきた可能性があるので、飼い主さんには労いの言葉をかけるようにしましょう。

毎日病気の子の体調を気遣い、病院に連れて行ったり薬を飲ませたりご飯を食べさせたりと、いつも頑張ってお世話をしてこられたに違いありません。

看病してきた飼い主さんを労い、ペットに捧げてきた愛情を汲み取った言葉をかけてあげると、きっと飼い主さんも報われた気持ちになってくれるのではないでしょうか。

また、病気でペットを亡くした場合、得てして「私がもっと早く気づいてあげていたら」とか「あの時もっとああしていたら」などと飼い主さんが自分を責めてしまうこともあります。

そんなときは、そっと飼い主さんの気持ちに寄り添ってやり、心を尽くして看病にあたったことを肯定してあげるようにしましょう。

事故などで突然亡くなったと思われる場合

事故や突然死などでペットが亡くなった場合、飼い主はその現実を受け止めることができない状況になっています。

ましてや、自宅から飛び出したことで事故に遭って亡くなったような場合、「私の不注意で…」などと強い後悔の気持ちがあって自分自身を責めてしまうようになりがちです。

ここで「どうしようもなかったのよ」「あなたが悪いわけじゃないのよ」などと、飼い主の不注意を不可抗力だったかのような慰め方をしてしまうと、逆に強く言われているかのように捉えられてしまうこともあります。

このようなときにはあまり余計なことには触れず、「感謝の気持ちで見送ってあげてね。ご冥福をお祈りいたします。」など、ペットへの感謝と共感する言葉をかけてあげたほうがいいかもしれませんね。

まとめ

これまでずっと一緒に暮らしてきたペットが亡くなってしまうと、ものすごく大きな喪失感があります。

実際に私もペットロスを味わったことがあるので、ペットを亡くした飼い主の気持ちは否が応でも分かりますし、しばらくの間は仕事も手に付かないような状態が続いたものです。

喪失感は簡単には癒えませんが、友人や同僚からかけてもらった言葉が助けになったことは事実です。

どんな言葉をかけたらいいのか迷ったら、飼い主に寄り添った言葉をかけてやることを考えましょう。

それはきっと、あなた自身の心も豊かにしてくれるはずですよ♪

最後までご覧いただきありがとうございました。

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