ペットが亡くなったらどうする?自宅で亡くなった時にまずすることは?

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ペット

ペットは飼い主が与えた愛情以上に彼らも愛情と癒しを返してくれます。

それはまさに我が子であり兄弟であり姉妹であり、そして孫でもあったことでしょう。

そんな愛するペットが亡くなることは本当に悲しいものですし、私もその後1か月は仕事中にもかかわらず亡くなった日のことを思い出したら泣いたものでした。

亡くなった日はとくに辛かったのを覚えています。

でも、いつまでも泣いていては亡くなったペットも、どこか浮かばれない気持ちでいっぱいになってしまうかもしれません。

亡くなった子に安心して天国に旅立ってもらうためにも、ここは気持ちを切り替えて最後の別れを告げて感謝の気持ちで送り出してあげましょう。

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ぺっとが亡くなったときにまずすること

愛したペットが亡くなったらそれはそれは悲しいものです。

おそらくその悲しみは、ペットを飼ったことがない人には分かってはいただけないかもしれません。

でも、飼い主に無償の愛をくれた愛しいペットのためにまずは気を落ち着かせ、ご遺体を安置することから始めましょう。

ご遺体を整える

すべての生き物は、死んでしまうと徐々に身体の筋肉が固まってくる死後硬直というものが始まります。

一般的に、猫や犬の場合は死後2~3時間で死後硬直が始まると言われているので、それまでの間にご遺体を整えてやる必要があります。

死後硬直をしてしまうと、亡くなった時のままの状態で固まってしまうので胴や手足が伸びたままということになり、棺や箱に納めづらくなるということが起こりがちです。

もしペットの臨終に立ち会った場合は、死後硬直が始まらないうちに身体を整えてあげましょう。

前足と後足を胸の前にたたむ

まず、前足と後ろ脚を胸の前にたたんでやり、眠っているような姿勢にします。

こうすることで、お別れの時もまるで眠っているような姿のままで送り出すことができます。

もし、ペットの臨終に立ち会えなかった場合ですでに死後硬直していた場合は、無理に姿勢を整えようとしない方がいいでしょう。

死後硬直は1日ほどで解けると言います。もし火葬までの時間に余裕があるようでしたら、そのときに整えてあげることができるかもしれません。

目や口を閉じてやる

ペットが亡くなった時、目や口が開いたままということが結構多いようです。

私が最初に送った子も両目とも半分開いた状態でした。

朝目が覚めたら亡くなっていたので臨終には立ち会えませんでした。

辛そうにしていたので気がかりではあったのですが、結局は一人で逝かせることになったことが今でも心残りです。

目を開けたまま亡くなったのを見た時、きっと未練があったのだろうと思うと本当に可哀そうでなりませんでした。

やはり目や口が開いたままのご遺体は可哀そうです。

もし目や口が開いたままだったら、そっと閉じてあげることをおすすめします。

よくテレビドラマなどで瞼を手で下ろしてやると目を閉じますが、実際はそんなに簡単ではありません。

目を閉じさせる場合は、指でゆっくり上瞼を下ろしながらもう一方の指で下瞼を軽く押し上げた状態で数分待ちましょう。

でも、死後硬直した場合は結構時間がかかります。私の子の場合は、1~2分だと閉じたと思っても次第に開いていきました。

10分ほどは押さえていたかと思いますが、根気よくやれば閉じてくれます。

口はタオルやハンカチで結んでやるだけでよく、比較的に楽に閉じてくれます。

ご遺体を清める

死後硬直に備え、亡くなったペットの身体を清めてあげましょう。

まずブラシで毛並みを整え、その後ぬるめのお湯で全身をタオルなどで優しく拭いて清めてあげてください。

また、ご遺体の口や肛門から体液が出ていることがあります。

その場合はガーゼなどで綺麗に拭き取ってあげたあと、新しいガーゼをあてがってあげましょう。

ご遺体を安置する

ペットのご遺体を整えお清めを済ませた後は涼しい場所に安置します。

まず、ペット用の棺が準備できればそれに越したことはありませんが、突然であればそういうわけにもいきません。近くで手に入れやすいダンボールや木の箱を用意しましょう。

ご遺体から体液が出てくることあるので、まず箱の底にビニールシートを敷いてから新聞紙やバスタオルなどを敷き、さらにお尻の部分にはティッシュを多めに敷いてあげた方がいいでしょう。

ドライアイスが手に入ればそれが一番いいのですが、なければ保冷剤や蓄冷剤を傷みやすいお腹の部分に置いてあげ、さらに夏場はエアコンのあるお部屋で冷やしてあげます。

身体全体をバスタオルでくるんでやると保冷効果が上がります。タオルやシーツ、新聞紙でも代用できるので多めに用意しておきましょう。

火葬の手配をする

死後硬直が始まる前にご遺体を整え、お清めをして安置までが終わりました。

日本では、人も動物も亡くなったら火葬をしてから埋葬するのが通常ですから、ご遺体の安置が済んだら火葬の手配をしましょう。

ペットの火葬は、自治体が運営している火葬場でもできますしペット専門業者の火葬施設にお願いすることもできます。

自治体での火葬

自治体の火葬の場合は、専門業者にお願いするよりも安価で火葬することができますが、自治体によってもできる地域とできない地域があるようです。できればお住いの自治体がどうなのか、今のうちに事前に自治体に確認しておかれるのがいいでしょう。

また、自治体による火葬は合同火葬で行われるので立ち会うことはできず、また他のペットや動物と一緒の火葬となるので遺骨を返却してもらうこともできません。おそらく、道路で車に轢かれて死んだ動物たちも一緒に火葬されるのではないかと思われます。

私の妻の実家で飼っていたペットのワンちゃんが亡くなったのですが、自治体での火葬をお願いしたそうです。

火葬の費用は2,200円で、役所で料金を支払ったあと指定の焼却場にご遺体を運び火葬してもらったとのことでしたが、やはり立ち合いはできず遺骨もなかったそうです。

費用の予算もあるでしょうが大事な愛しいペットです。できれば最後はしっかりと見送ってあげたいものですね。

ペット専門業者による火葬

ペット専門の業者では合同火葬のほか個別火葬があります。

個別火葬とは文字通り、ペット一匹一ぴきを個別で火葬する方法で、合同火葬に比べてコストが高くなりますが、立ち会いすることはもちろん遺骨を受け取れます。

後々までしっかり供養をしてあげたいという方は迷わず個別火葬を選択されることをおすすめします。

火葬が終わった後もまた二つの選択があります。

ひとつは、ペット専門業者による個別火葬をお願いし、供養が終わったら自宅に埋葬すること、そしてもう一つがペット霊園で火葬して供養のあと納骨或いは埋葬まですべてをお願いすることです。

ペット霊園での納骨や埋葬は、それなりに年間の費用が掛かってきますので、費用の面を考慮されて選択されるとよいかと思います。

また、専門業者の中にも評判の良くないところもあるようです。

特に料金に関することは後々のトラブルの元です。まずは見積りをとり、しっかりと確認した後で納得がいってからお願いするようにしましょう。

特に、最近増えてきた訪問火葬の業者にトラブルが多いようです。事前に利用者の口コミなどを見て、評価が高い業者を選ぶことが大切です。

まとめ

ペットが亡くなったら、死後硬直が始まる前にできるだけ早く姿勢を整えてあげることが大事です。

姿勢を整えることができたら次は、きれいな姿で見送れるようにご遺体をお清めしたあと涼しい場所に安置 しましょう。

火葬する場合は、自治体にお願いするか専門業者にお願いするかのどちらかになりますが、あとの供養の仕方で選択も変わってきます。

ご遺骨をいただいて、後々もしっかりと供養をされるならば専門業者にお願いする方がベストです。

ただし、ペット葬儀業者の中にはあまり評価のよくない業者があることも耳にします。訪問火葬の業者にトラブルが多いようですので、大切なペットの葬儀を失敗しないためには業者選びは慎重に決めましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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