戦争の悲惨さと平和の大切さを痛感してきた

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旅行

大刀洗平和記念館に行ってきました。といっても、先日の藁でできた「シン・ゴジラ」を見て来た日に一緒に行ったんですが(笑)

ここは以前から一度は行ってみたいと思っていたところで、地図で調べていたら偶然にも場所が近いことを知り、これは行かねばなるまいとなったわけです。

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以前、鹿児島県の知覧特攻平和会館に行ったときに、祖国のために散っていた若い先人たちが、親や妻、子供に宛てた遺書を読みながら涙し、戦争の悲惨さと平和の大切さを痛感しました。

そして福岡県の大刀洗にも同じような記念館があるということで、常々機会があれば行ってみたい思っていたところでした。

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当時の大刀洗飛行場は、西日本における陸軍の航空拠点で、東洋一を誇っていた飛行場だったそうです。それに伴い軍人も多く一大軍都が構築されていたということです。

でも、それが故にその拠点を壊滅しようと、米軍が大空襲をかけたのです。時は昭和20年3月、米軍の大型爆撃機B29の大編隊の空襲によって、大刀洗飛行場とその周辺は壊滅的な被害を受けて、民間人も含め多くの尊い命が失われたのでした。

シアター映像では、その大空襲で小学生の子供たち20数名が命を落とした「頓田の森の悲劇」の話が、祖母と孫との会話の形で表現されていました。

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また、この大刀洗飛行場は特攻隊員の中継基地の役割もしていて、数多くの若い特攻隊員が出撃していった場所でもあり、その特攻隊員の遺書や手紙などがここでも閲覧することができました。

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総じて思えるのは、昔の人は皆さん字が上手なこと。ほとんどの遺書が筆で書いてあるのですが、本当に達筆なんです。

遠い異国の地で散っていった先人たちの最期の言葉を読んでいると、この日もなぜか途中で読めなくなるのでした。

場所:福岡県朝倉郡筑前町高田2561-1
開館時間:午前9時 ~ 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:年末年始のみ (12月29日~1月3日)
入館料:大人(大学生以上) 500円 高校生 400円 小学生・中学生 300円
アクセス:大分自動車動 筑後小郡IC・甘木ICから約10分/甘木鉄道・太刀洗駅下車すぐ。

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