2023年9月7日放送のフジテレビ「めざましテレビ」では、里山ステイを体験できる宿泊施設が増えているという情報が伝えられてましたが、その中で古民家をまるまる一棟貸ししてくれるという話がとっても興味深かったので調べてみました。
いま千葉県の房総半島を中心に、里山ステイを体験できる宿泊施設が増えているといいます。都会の喧騒から離れて、一日なにもせずにボーっとしたりのんびりくつろいだりするチル体験が、ひょっとした人気の理由の一つなのかもしれませんね。
MUJI BASE KAMOGAWA
まず千葉県鴨川市先月1日にオープンした「MUJI BASE KAMOGAWA」は、あの“無印良品”が手掛けた築110年の古民家をリノベーションした一棟貸しの宿泊施設で、予約が殺到しているとのことで現在2024年2月までの予約が受付られているようです。
無印良品が宿泊業とは異例な感じですが、日本の原風景が残る鴨川市と2017年に協定を結んだ無印良品は、これまでにも地域活性化の取り組みをいろいろと行ってきたそうで、宿泊を伴うことで集客しやすくなるという考え方から取り組んだようです。
宿には無印良品一色のアイテムが用意されているのはもちろんですが、他にも地元の人が長年使っていた調度品などもあるそうです。
また地域の事業者と連携して里山文化を楽しめる体験プランなどもあるようで、井上清華アナウンサーは須藤牧場で牛の餌やりや乳搾りなどを体験してました。
五氣里-itsukiri-
千葉県いすみ市の「五氣里-itsukiri-」は、今年7月29日にオープンしたばかりの新しいリゾートヴィラ、13棟のスイートヴィラと7棟のグランピングテントを有する施設です。
初夏には蛍の灯、秋には黄金の稲穂が揺らめく田園と自然の恵み豊かな里山の織りなす風景、そして郷愁にかられる日本の原風景を有する場所に。1棟貸切プレミアムスイート、6種のプライベートヴィラ、グランピングステイなどが建てられています。
肥沃な耕地に実る四季折々の農産物と、暖流の黒潮と寒流の親潮がぶつかり合う良質な漁場が育んだ海の幸など、グルメ・食通を魅了する千葉・いすみの美味旬彩が満喫できるオーベルジュスタイルとなっているラグジュアリーリゾートです。
全棟のすべての部屋には天然の温泉が完備され、1万2000坪の敷地でチル体験ができます。
まるがやつ
千葉県大多喜町の「まるがやつ」は、2万平米の広大な敷地に佇む築200年の古民家などに住み込む事が可能となっています。
敷地内にはそれぞれスタイルの違う萱・蔵・宙の3施設があり、各1日1組限定の3タイプの宿泊プランの貸し切り宿となっており、広大な敷地内で野菜収穫や昔ながらのかまどを使った炊飯体験など20種以上の里山体験が可能です。
“萱-KAYA-”では大人数でグランピングを楽しめ、“蔵-KURA-”ではカップルでのグランピングが楽しめ、
“宙-SORA-”には贅沢なジャグジー風呂付き貸し切りキャンプ場があります。
野菜を収穫したり、虫を取ったり、都会ではできない数多くの田舎ならではの体験を子どもも大人も楽しめます。