日本には四季折々の季節ごとにいろんなお祭りがありますが、埼玉県の秩父市で開催される秩父夜祭(ちちぶよまつり)は、関東の冬の訪れを知らせる初冬の風物詩です。
豪華な笠鉾(かさぼこ)や、訪れる多くの人の舌を楽しませてくれるたくさんの屋台に加え、冬空を華麗に彩る花火など、壮大な規模と迫力あるパフォーマンスは国内だけにとどまらず、海外の人も訪れる有名なお祭りになりました。
こちらの記事では「秩父夜祭 2024」の開催場所や日程と時間、交通規制や駐車場の情報について紹介しています。
秩父夜祭とは
秩父夜祭は、埼玉県秩父市にある「秩父神社」の例祭で、毎年12月2日から3日にわたって開催される日本を代表する伝統的な祭りの一つです。
京都の祇園祭、岐阜県高山市の飛騨高山祭と並び「 「日本三大曳山祭」の一つに数えられており、その豪華な屋台や笠鉾と呼ばれる山車の引き回し、そして冬の夜空を彩る大規模な花火が特徴です。
秩父夜祭の起源
秩父夜祭の起源は、秩父神社の例大祭として始まったものとされていますが、詳細な起源や発祥の時期は明確ではないようです。
300年以上の歴史を持つとされ、秩父神社への信仰を中心に地域の文化と経済的な要素が複雑に絡み合いながら商鉱業の発展に大きな影響を与えています。
開催場所
・秩父神社(埼玉県秩父市番場町1-3)および周辺市街地
秩父鉄道の秩父駅近くにある「秩父神社」で屋台芝居が繰り広げられるほか、秩父鉄道の影森駅や和銅黒谷駅周辺、荒川沿いなどを中心に山車が迂回します。
開催日程
毎年12月2日~3日の2日間。
12月2日の宵宮は、秩父夜祭本番を盛り上げる前夜祭に近いもので、朝から山車4基の曳きまわしが行われます。宵宮の屋台牽引や花火打ち上げは午後8時頃で終了となります。
12月3日の本祭は朝から6基の山車が勢ぞろいして曳きまわしが行われ、ご神幸や各町内の山車が秩父神社を出発する午後7時過ぎからお旅所に到着する午後10時頃がピークとなります。
開催時間
12月2日:午前09:00ごろから山車4基の曳きまわし開始
12月3日:午前08:00ごろから山車6基の曳きまわし開始
交通規制
期間中は交通規制が敷かれますが、12月2日と3日では規制の範囲が異なるので注意が必要です。
下記のマップが2023年の規制図となります。2024年の規制図はまだ発表されていませんが、大幅に変わることはないと思いますので参考にしてください。
有料臨時駐車場
秩父夜祭では両日、有料の臨時駐車場が設けられます。
下記のマップと表は2023年の臨時駐車場になります。2024年の臨時駐車場情報はまだ発表されていませんが、大幅に変わることはないと思いますので参考にしてください。
第1駐車場(宮地グラウンド)
・秩父市上宮地町 市営グラウンド
・時間 / 7:00~24:00
・最大収容数 普通500台
第2駐車場(南小グラウンド)
・南小学校グラウンド
・時間 / 7:00~24:00
・最大収容数 普通250台
第3駐車場(西小グラウンド)
・西小学校グラウンド
・時間 / 7:00~24:00
・最大収容数 普通300台
第4駐車場(一中グラウンド)
・第一中学校グラウンド
・時間 / 9:00~24:00
・最大収容数 普通250台
・無料シャトルバス運行 / 10:00~23:00
第5駐車場(花の木小グラウンド)
・花の木小学校グラウンド
・時間 / 9:00~24:00
・最大収容数 普通300台
第6駐車場(二中グラウンド)
・第二中学校グラウンド
・時間 / 9:00~24:00
・最大収容数 普通450台
第7駐車場(秩父ミューズパーク)
・秩父ミューズパーク・スポーツの森
・時間 / 9:00~24:00
・最大収容数 普通500台
・無料シャトルバス運行 : 10:00~23:00
第8駐車場(影森グラウンド)
・影森グラウンド
・時間 / 9:00~24:00
・最大収容数 普通300台
・無料シャトルバス運行 : 10:00~23:00
限定プランのあるホテル
秩父夜祭の日に宿泊して楽しもうと思っても、日程が近づけば近づくほどホテルの予約が取れないことが多々あります。
そういう場合は、限定プランのあるホテルに申込してみると予約がとれる場合があるのでぜひ諦めないでお試しください。
まとめ
こちらの記事では秩父夜祭2024の開催場所や日程と時間、交通規制や駐車場の情報について紹介しました。
昨年の秩父夜祭2023は、まるでコロナ禍で自粛してきた鬱憤を晴らすかのような多くの人で賑わったようです。
秩父夜祭2024もさらなる人出が予想されているようです。臨時駐車場はすぐに満車となることが予想されますので、事前に候補地を決めて早めに到着されるようにすることをおすすめします。
交通規制に注意して、どうぞ心ゆくまで秩父夜祭2024をお楽しみくださいね♪