今年も佐賀バルーンフェスタの季節がやって来ました。佐賀の秋空を彩る熱気球大会は、いまやもうすっかり佐賀県の風物詩となってしまったようですね。
さて、佐賀バルーンフェスタの楽しみと言えば競技はもちろんのこと、佐賀バルーンフェスタの終盤の夜に行われる、色とりどりの熱気球をバーナーの炎でライトアップする「夜間係留」も、この佐賀バルーンフェスタのもうひとつの楽しみと言ってもいいのではないでしょうか。
この記事では、「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ 2024」の夜間係留の楽しみ方と日程や時間、場所などの情報をお伝えします。
夜間係留は夜のイベントなので、昼間と違い服装にも注意が必要です。行ったところで慌てなくていいよう準備を万端にして臨みましょう。
ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン(夜間係留)
佐賀バルーンフェスタの期間中の夜の楽しみといったら、佐賀県初の日本夜景遺産に認定された夜間係留「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」ですね。
バルーンというとお昼のイメージが強いのですが、佐賀バルーンフェスタでは期間中の土・日曜に夜間係留が開催されるので夜も楽しめるのです。
「モンゴルフィエ」というのは、初めて熱気球を作って飛ばした“モンゴルフィエ兄弟”に由来したもので、「ノクチューン」はフランス語で“夜想曲”という意味です。
暗闇の河川敷に並べられた色とりどりのカラフルな熱気球が、バンドの生演奏に合わせてライトアップされる光景は幻想的です。バーナーの炎によって一斉に彩られて漆黒の夜空に浮かび上がるその様は、まさにノクチューンの名に恥じない抒情的な美しさを感じさせてくれます。
また、イベントの最後は「バーナー・オン!」の掛け声と共に全てのバルーンが一斉に点火され、それと同時に花火が打ち上げられた時はまさに鳥肌ものです。
日時
2024年11月3日(日)、4日(月・振替休日)
時間
18:30〜(※当日の気象状況により開始時間が変わる場合あります)
場所
ローンチサイト(競技エリア)内 [ 地図表示]
夜間係留「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」の楽しみ方
夜間係留は本当にステキなのでぜひ楽しんでいただきたいです。特別な楽しみ方というのはないのですが、楽しさが半減しないように心がけることが重要です。
一つは服装です。県外出身の方が佐賀に来て驚かれるのが昼と夜の寒暖差が大きいことです。とくにこのバルーンフェスタの時期は、昼間は夏のように暑い反面、朝や夜は真冬並みに寒い日があるのもめずらしいことではありません。
ですから、夜間係留が予定に入っていたら脱ぎ着で調節ができるような服装がベストです。併せて脱いだものも持ち運びやすいような服装にするのがおすすめで、大げさなようですがバックの中にマフラーや手袋、使い捨てカイロなども忍ばせておくといいかもしれませんね。
そしてつい忘れがちなのがレジャーシート。立ったままだとどうしても疲れてきて腰を下ろしたくなってしまいます。
日によっては夜露で濡れて湿っていたり、またコンクリートの上に腰掛けなければいけないこともありますので、レジャーシートを持っていると安心です。また、お尻の下に敷くようなものがあればベストです。
天候不良の場合
雨天や強風の場合は基本的に中止。ただし、場合によってはバルーンの球皮を膨らまさずにバーナーの炎のみで行う、”バーナーバージョン”で実施することがあるので、当日事前に運営本部にお問い合わせください。
雨天や強風の場合はまず問合せしましょう!
■熱気球大会佐賀運営委員会 TEL 0952-29-9000
バルーンフェスタ
佐賀県佐賀市の嘉瀬川河川敷を中心に、佐賀平野で開催されるアジア最大の熱気球競技大会で、いまやすっかり佐賀の秋の風物詩となっています。
国内外から十数ヵ国が参加するイベントで、フライトする熱気球の数は110機前後の規模となり、たくさんの気球が大空を飛び交うバルーン競技をはじめ、キャラクターやかわいい動物の形をした変型気球の祭典「バルーンファンタジア」や、バーナーの炎で彩られた気球が一斉に夜の闇の中に浮かび上がり、幻想的な空間を演出する“ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン” など、子どもから大人まで楽しめる大会です。
「憩いの広場」には、飲食や佐賀の特産品を一堂に集めたバルーンモール「うまかもん市場」、ステージではコンサートが開催され多くの人で賑わいます。土産物など百店舗以上が出店する「うまかもん市場」では物産展等も開催されます。
開催期間
競技・イベント ー 2024年10月31日(木)から 11月4日(月・振替休日)までの5日間
宿泊(佐賀バルーンフェスタ会場に一番近いお宿)
下の2か所が佐賀バルーンフェスタ会場に一番近いお宿になります。
開催日が近くなると付近の宿泊所は満室になります。宿泊を考えるならばできるだけ早めに予約がおすすめです。
まとめ
佐賀バルーンフェスタの競技以外の楽しみはやはり夜の夜間係留ですよね。
ただし、夜間係留は期間中毎日行われるというわけではありません。せっかく出かけて行って空振りにならないよう、事前に日程と時間をチェックして行かれてくださいね♪