秘湯ロマン 白布温泉 湯滝の宿 西屋 | テレビ朝日

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旅行

2023年9月16日放送のテレビ朝日「秘湯ロマン」は、女優の梨木まいさんが山形県米沢市にある白布温泉を尋ねました。

白布温泉は“西吾妻スカイバレー”の北側入口にある古湯で、開湯は1312年で米沢八湯の一つでもあり湯治場としても400年を越える歴史があり、江戸時代には福島の高湯温泉、山形の蔵王温泉とともに奥羽三高湯に数えられていたそうです。

※画像はイメージです

かつては昔ながらの茅葺き屋根の温泉宿が訪れる人々の心を癒してくれていたのですが、現在では茅葺屋根は一軒しか残っておらず、梨木まいさんが訪れたのが唯一残る茅葺き屋根の温泉宿「湯滝の宿 西屋」でした。

白布温泉が開湯した1312年から「湯滝の宿 西屋」はある老舗中の老舗の旅館です。因みにシラブ(白布)というのは、アイヌ語で「霧氷ができる場所」を意味するそうです。きっと昔から寒かったんでしょうね。

吹き抜けのある木造の大浴場には、吾妻山から湧き出るかけ流しの源泉が絶え間なく流れ続ける黒い湯船があり、毎分1500リットルのお湯が高いところから掛け流される“湯滝”が打たせ湯にもなっています。

泉質はカルシウム-硫酸塩温泉で、黒ずんだ湯船は江戸時代の中期に作られていて、職人さんが大きな御影石を切り出して建造したものだそうです。

源泉は60度と高温なんですが、湯船は42度ほどとちょうどいい温度に保たれていて、温度管理は女将さんが宿から200mほど登った山の中でしているんだとか。

西屋には同じ部屋は一つもなく、作られた年代も様式も違う伝統的な建築の部屋ばかりが並び、布団とベッドの部屋のどちらかを選ぶことができます。

夕食は“フリースタイル”となっていて、固定した献立ではなく好きな一品・ドリンクを選んで組み合わせることができるので、自分たちの好みの夕食が楽しめます。

お風呂といい、宿の佇まいはまさに秘湯の宿の名に相応しい「湯滝の宿 西屋」。一度は訪れてみたいものです。

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