【島宿 御縁】外国人が外国人を呼ぶ離島の小値賀島の宿 | スーパーJチャンネル

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旅行

2023年9月21日放送のテレビ朝日「スーパーJチャンネル」では、いま外国人に大人気だという小値賀島について特集が組まれていました。

小値賀島とは長崎県五島列島の北部に位置する離島で、長崎県の佐世保港からフェリーで3時間かかるコンビニもない小さな島なんですが、訪れる外国人で溢れているんだとか。

※画像はイメージです

外国人が訪れる魅力の一つは、島の手つかずの自然。火山によって作られた赤い砂が特徴の赤浜海岸や、海をバックにして牛が放牧されている島の景観だといいます。

そしてもう一つが、8年前にオープンしたこの「島宿 御縁」です。

ヒラマサやイサキなど、獲れたての海の幸を堪能できることはもちろんなのですが、オーナーの岩永太陽さんは島に外国人を呼ぶために外国人を雇用していることです。

「島宿 御縁」では常に3、4人の外国人がワーキングホリデーを利用して働いていて、イギリスからやってきたというモーリーさんも、約1か月の間宿で「島宿 御縁」働くために来たそうです。

働くのは朝と夕方の1日5時間ほどで、日中の空いた時間は好きなことをして過ごしてもいいということなんですが、この島には娯楽はないしすることと言えば島巡り。

じつはここにオーナーの狙いがあったのです。島の魅力を英語で発信してもらうことで、広告塔の役割をしてもらい多くの外国人を呼ぶということです。

自然あふれる小値賀島は景色が素晴らしく、散策するだけでも心を動かされる場所が多くあります。崖と美しい砂浜が人気のスポットの「五両ダキ」は、小値賀島の中でも絶景ポイントの1つです。

“ダキ”とは崖のことで、海につき出した崖が海水の浸食によって作り出された景色が大変美しく、自然の壮大さに圧倒されます。誰もいない空間という離島の魅力タップリです。

小値賀島のとなりの野崎島には、5年前に世界文化遺産に登録された「旧野首教会」があります。島のちょうど中心にある小高い丘の上に残るレンガ建築の小さな教会です。

教会が建つ野首集落は、江戸時代から続いていたキリスト教禁止の中、信仰を守ってきた潜伏キリシタンが移り住んだと言われる集落で、野崎島にかつてあった3つの集落のうち、舟森集落と共に信仰が深かった地域とされています。

野崎島に住む17世帯の人々が資金を捻出し、禁教令解除後の1908年に完成させたそうで、この教会を見るために小値賀島を訪れる外国人観光客も少なくないとのことです。

小値賀島のちょうど中央部分にある松並木で、日本の名松百選や新・日本の街路樹百景に選ばれた景観が素晴らしいところです。

約400メートルにわたって迫力のある松並木が続いていて、途中には志々伎神社があり島の観光名所の一つです。


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